きょくめも!

ちゃんかわのブログ

作曲に音楽理論って必要なのか論

音楽活動していると誰しも「自分の曲をつくりたい」と思うものです。


そこでぶち当たるのが音楽理論

この理論って響き、マジだるいっすよね。

数学とか物理とか理科が不得意だった僕も最初は嫌煙してました。

「理論なんかに頼らず感性だけで作ってやるぜ!」と意気込んだのはいいものの、いい曲が全く作れず、気持ちがなえて一時期やる気をなくしていました。


しかし、大学生のとき音楽理論の本を読んで、思いました。


音楽理論って、結局のところ方法論なんだと。

 

音楽理論は「美味しい料理のつくりかた」

突然ですが、ここで料理の話をします。
例えばサバの味噌煮を作るとしましょう。

よく料理本には魚を鍋に入れるタイミングは水が冷たいときではなく、沸騰したお湯に魚を入れたほうがよいと書いてあります。

こうすると魚が持っている本来の旨味が逃げにくいのだそうです。


これと一緒です。


つまり音楽理論とは、「こういう場合はこのコードを使うとはずれない」、「このコードをちょっと変えてメロディをこの音にするとエモくなる」といったように「こうすると自分のイメージの音に近づけられる」という料理本みたいなものなのです。

誰だって、作るなら美味しいサバの味噌煮を作りたいですよね。

そういうノリで使えばいいのです。

 

音楽理論なんて大層な名前ついてますが、セオリー(理論)ではなくメソッド(方法論)だと思って使いましょう。

作曲はプラレール

子供の頃にたの、よくプラレールで遊んでいました。

青い線路を繋げてトーマス(列車)を走らせてきゃっきゃしていました。

 

今思うと、あれは作曲とおんなじことをしていたのだと思います。

 

つまり作曲とは、コードというレールを繋げ、その上にメロディという列車を走らせるプラレール遊びなんです。

プラレールって、いくつか繋げば簡単にレイアウトができてしまいますが、それだとつまらないですよね。
踏切を通過させたり、途中で地下道を走らせたりしたらおもしろそうだし、いっそジオラマ作ってトンネルを抜けたら真っ白な雪国にしちゃうとか。
ただレイアウト組んでトーマスを走らせるのは誰でもできますが、アイディアを盛り込めばいくらでもユニークなコースが作れます


作曲もこんな感じなんです。
「Aメロが静かだけどサビをめちゃめちゃ盛り上げよう、それまでに徐々にテンション上がるように作ろう」、「過去と未来のテーマにしたいから、Aメロで使ったメロディをサビにもつかうおう、ただ使うだけじゃつまらないからキーを変えよう」。


ありふれたコード進行やメロディをつかったとしても、使い方は人それぞれ。

自分の想いや感情、伝えたいことが多いほどアイディアがわいてくるはず!

 

ただ、それを実現させるには、ある程度音楽の知識が必要です。

 

ドヤるためにまなべ!

音楽理論がわからなくても曲は作れますが、自分が作りたい音楽にたどり着くのにものすごい時間がかかっちゃいます。

先ほどプラレールでいえば、作りたいレールレイアウトがどんな感じなのかイメージできるけど、それをどうすれば実現できるのかがわからないという状態がずっと続きます。

 

というのも、最初にも少し書いたように僕が音楽理論の勉強はじめたのは楽器を始めてから3年目。
ずっとめんどくさくて手を付けてなかったのですが、もっと早く勉強すればよかったとめちゃめちゃ後悔しました。(それまでダイアトニックコードはおろかキーすら知らなかった・・・。)


こういう無駄な遠回りをしてしまうので、さっさと音楽理論を活用してあなただけの曲を作ってください。そしてiPhoneに入れてリピートしまくって「こんな曲作ったおれ天才!!!」とドヤって聴きまくってください!僕はそうしてます!!

え、みんなやんないの?